組子

組子とは

組子とは簡単に言えば、釘を使わずに木を組み上げる技法のことです。職人が一つ一つ部品を組み上げていくその工程は、まさに手業の極致とも比喩されるものです。その歴史は飛鳥時代まで遡り、日本家屋の格子や障子、天井、欄間などで見られるその美しい造形は、非常に高度な技術を要します。

KUMIKO
組子1
組子2
組子3

もちや建具の「組子」の特徴

繊細ながらも高強度
繊細ながらも高強度

本捻組

本捻組とは、相互の組手が一つ置きに交互となる高い技術が必要となる組子です。その造形の美しさもさることながら、強度にも優れており負担がかかる場所に用いても、その美しさと強度は長く続きます。

確かな目
確かな目

手業の技術だけではなく
本物を見る目

組子の作成にはたしかに技術も必要ですが、材質選びも非常に重要になります。木は薄くなるほどクセが出るため、良質な材料を選ぶことができる確かな目も必要になります。もちや建具店では、熟練の職人が材質を一つ一つ選定しておりますので、長く良い物をお客様にご提供することが可能です。

組子の用途・応用

格子や障子、天井、欄間で使われる組子ですが、もちや建具店ではデザイン組子の製作や家具への応用など、幅広く対応が可能です。

障子戸 障子戸

障子戸のアクセントになる組子です。

日本家屋の各種組子 日本家屋の各種組子

障子戸や欄間などの組子もトータルで承ります。

照明 照明

デザイン組子を照明に応用したものです。

ご注文の流れ

1

ご相談・ご依頼

組子を用いたい箇所などをまずはお気軽にご相談ください。

2

ご御見積・ご検討

承りましたご要望をもとに、製作が可能でしたらお見積りを作成いたします。

3

制作

オーダーを受けてから、職人が一つ一つ手作りで組子を仕上げてまいります。

4

納品

実際に組子をご覧いただき、配置したい箇所に配置しまして、問題がなければ納品となります。